2月の旅は列車に乗りに九州へ

九州の列車はどれも個性のあるものばかりで、見るだけでもとても楽しいのですが、乗ってみるとユニークな仕掛けがあったり楽しいイベントに参加できたりと、一生の思い出になる列車旅行になります。

 

JR九州の目玉である「ななつ星」が走り始めて1年余りになりますが、料金が140万円という高額にかかわらず、常に予約がいっぱいという状態という人気ぶりです。和洋・新旧融合の洗練されたデザイン、インテリア、おもてなしは国内最上級です。ピアノの生演奏あり、豪華なお食事、一両を2室にしたDXスイートルーム客室など、一生に一度でいいから乗ってみたいですね。

 

湯布院へ列車で行くなら是非「特急ゆふいんの森」に乗ってみたいですね。木のぬくもりあふれるモダンなインテリアがほどこされた列車は、別府と博多間を運行しています。景観を楽しむための車窓は大きく取られ、外に向かって木の椅子がしつらえてあります。

 

由布院駅にはかけ流しの「あし湯」があり、待ち時間に利用することができます。
地元食材をふんだんに使ったお弁当や、湯布院では行列ができるという人気スイーツが車内販売で購入できるのもうれしい特典です。

九州の列車で是非乗ってみたいのが「A列車で行こう」。

ユニークなネーミングです。16世紀の天草に伝わった南蛮文化をテーマにデザインされた特急列車なのです。落ち着いた色調の木やステンドグラスが配されたインテリアに囲まれれば映画の一場面に出演しているような錯覚さえしてきます。

 

1号車の共有スペースには「A−TRAIN BAR」と名づけられたバーが設けられていて、大人が楽しめる空間です。車内で写真撮影をしたいときには客室乗務員がお手伝いをしています。

 

そして鉄道ファンなら一度は乗りたい「SL人吉」は全国屈指の人気列車です。汽笛の音、吹き上げる煙、力強い走りはSLを知らない人でも感動していしまうのが機関車の魅力です。

 

列車内部はサロン展望室があり、八代−人吉間では球麿川などをパノラマビューで楽しめます。シックな作りのビュッフェでのカフェタイムもいいですね。また、文庫本を並べた書棚あるコーナーもある、本当に個性的な列車です。

「特急あそぼーい!」

JR九州の人気列車、子どもを対象にしていますが、大人でも楽しめるのが
「特急あそぼーい!」は、熊本と宮地間で運行しています。
景観を楽しめるように全面展望のパノラマシートが備えられています。

 

ファミリー車両もあり、親子シートや遊び場、カフェなど楽しい仕掛けがいっばい用意されています。JR九州のキャラクター犬”くろちゃん”の絵やイラストが至る所でみなさんを癒してくれます。外観には様々なポーズのくろちゃんがなんと101匹も描かれています。

 

日本三大車窓の絶景がみられるのが、「いさぶろう・しんぺい」です。日本三大車窓には、いさぶろう・しんぺいの肥薩線の他、長野県の篠ノ井線、根室本線旧線があります。

 

肥薩線の大畑駅は日本で唯一ループ線の中にスイッチバックがある駅。
急こう配を緩和するためにぐるっと旋回するのがループ。坂を上るために前進と後退を繰り返すのがスイッチバック。

 

いさぶろう・しんぺいで行く肥薩線は、スイッチバックあり、ループありの大畑を越え、矢岳トンネルを抜けると見ることができる雄大な車窓。霧島連山とはるか遠くには開聞岳、桜島が見えます。